掌蹠膿疱症をごぞんじでしょうか?
掌蹠膿疱症は手のひらや足の裏に水泡が生じ、乾燥してカサブタになって剥がれ落ちそれを繰り返すという病気です。一般的には女性が多く40代~50代が発症のピークとされています。原因ははっきりしていないのですがその中で歯科金属によるアレルギーが関与しているのではないかとされています。その結果医科において皮膚の炎症を一時的に抑えた後歯科を紹介されることが多々あります。 当然歯科金属アレルギーを疑っての紹介になりますからパッチテストを行い必要であれば口の中にある金属を除去していくという事になります。しかしながら金属アレルギーの結果が出た、アレルギーの原因となる金属を除去した、掌蹠膿疱症が治癒するかどうかはわからないのです。これが掌蹠膿疱症の治療の難しいところとなります。 とはいえ患者様にすると手足の水泡は生活、仕事に非常に関与してきます、当院としてもできるだけ患者さんに沿った医療を心がけていきたいと思います。