前回では子供の歯の必要性を説明しました。
今回は転倒等で子供の歯の永久歯(大人の歯)が抜けてしまった場合について説明します。
①子供の安全確認(ケガをしていないか、ケガの大きさ、意識はあるかどうか)
②意識がなかったり大きなケガをしている場合→すぐに医科を受診
③歯が抜けただけの場合→抜けたところをガーゼ等で咬んで止血
④ぬけた歯を確保する
⑤歯科を受診
このような順序になります。
特に歯が抜けるような事故の場合、その部位特性から頭をうったり、出血が多かったりします。またひどい場合は意識の消失、骨折等もあります。その場合は命の危険もあるのでまず医科を受診しましょう。そして抜けた歯も確保してください。
次回は抜けた歯の保存について説明します。